弁護士業界のサービスの悪さの原因

弁護士業界は通常の業界とかなり異なっている部分があります。

どういうことかというと、市場原理にあまりさらされて
来ていないという経緯があるので、他の業界と比べて
サービスが向上しにくいという弱点があるのです。

通常の業界であれば、サービスが悪いとお客が
つかなくなって、そのお店はつぶれてしまいます。

つまり、市場の原理によってサービスの教祖が生まれるので
消費者にとっては、より良いサービスが受けられる可能性が
上がるというメリットがありました。

しかし、弁護士業界の場合、そもそも弁護士が少ないという
供給の少なさの問題があったので、弁護士間での競争が生まれ
にくいという構造的な欠陥があるのです。

そのせいで、利用者にとっては、いつまでも旧態依然とした
サービスしか受けられないというデメリットがありました。

しかしながら、弁護士費用保険などの影響により、
弁護士に依頼することのハードルが下がれば、
この状況が改善する可能性はあります。

各法律事務所が健全に競い合ってサービスの質を上げる
というのは、消費者にとって望ましい行為なのです。

また、司法制度改革によって弁護士の数が増えることも
状況の改善に役立つ可能性があります。

供給が増えれば、競争の原理が働くのでライバルに勝つ
ためにより質が高くより安いサービスが生まれる可能性が
出てくるのです。

その意味で今後弁護士業界のサービスの悪さが
改善されていく可能性は少なくないと思います。