日常トラブルに備える

法律問題というと、日常から遠くかけ離れたように
感じるかもしませんが、法律トラブルは身近な存在です。

例えば、相続などの問題は、ほとんどの人が経験します。

また、数は少ないとはいえ、交通事故問題や債務整理
離婚の問題などは、十分に関わる可能性があります。

その意味で日常の法律のトラぶりに備えるという
意識が必要となってくるわけです。

体調が悪くなった場合、ほとんどの人は近所のかかりつけの
病院に行って診察を受けると思います。

それと同じように何か法律トラブルが起こったら
自分の身近にいる弁護士に相談できるという体制が
あれば、仮にトラブルが起こったとしても安心です。

そういう意味で、問題が起こってから弁護士を探す
というのだなく、問題が起こることに備えて、あらかじめ
かかりつけの弁護士を抱えておくという視点が大事です。

弁護士というと、裁判を担当しているイメージが
強いと思いますが、実際には、裁判以外の業務の方が
圧倒的に多いのです。

例えば、依頼者に代わって法律の書類を作ったりとか
依頼者の代わりに、代理人として交渉を行うなどの行為です。

また、ここまで本格的な活動ではなくともトラブルに関する
相談を受けることも弁護士の仕事の一つです。

その意味で何か困ったことがあるときにかかりつけの弁護士に
相談できるというのは、とても心強い体制だといえるでしょう。